アゲハ蝶の幼虫

自宅に柚子の木があり、若葉の出る季節になるとアゲハ蝶がその葉に卵を産み付けます。
沢山孵化し黒い幼虫になると産み付けた事がわかるのでとってしまおうか迷うのですが、蝶になるまでの変態をみたくてそのままにしていると緑色の綺麗な幼虫となります。そこからワクワクしながら羽化するのを心待ちにするのですが、それを見るに至った事がありません。
そう・・いつの間にかいなくなるのです。恐らく鳥に見つかり食べられてしまうのです。
毎年このサイクルを繰り返すのですが、羽化する前に全滅です・・。
この一本の柚子の木という小宇宙で、過酷な生き物の生態を垣間見る事ができます。
生き残るために数が大事で、生き残る確率はとても低いという事を。
それで、飛んでいる蝶を見ると「張ったねー」と思うのです。

新年を迎えて

飛行機をみながら・・